軟式野球連盟
沿革
昭和22年、白球を愛する人たちが野球を愛し、希望を持ちながら地域で活動していた先輩各位の熱意と努力により今日の野球連盟の基礎が確立されました。その後一般のチームや自衛隊チー ムも結成されチーム数も増加し、昭和41年には千歳、恵庭、北広島による千歳支部として北海道軟式野球連盟に加盟し、全道大会、全国大会に当連盟所属のチームが数多く出場しています。
さて、この10年間を振り返ってみたいと思い ます。10年間においては、数々の北海道大会が開催されています。
平成20年には軟式野球の最高レベルであります第63回天皇賜杯南北海道大会が開催され、平成21年には平成6年以来15年ぶりに2回目の開催となる第39回北海道朝野球 大会が、平成26年には第58回高松宮賜杯1部・2 部南北海道大会を開催しいずれも成功裏に大会を終了しています。
平成26年に開催されました第58回高松宮賜杯2部南北海道大会において当連盟の所属チー ムであります「デンジャラス」が見事に優勝を成し遂げ、その年に京都市で開催されました全日本大会に出場しています。恵庭のチームが全国大会に出場したのは実に20数年ぶりのことであります。
平成28年9月には軟式野球の頂点をめざして第71回天皇賜杯全日本軟式野球大会が全国の予選を勝ち抜いた精鋭57チームが札幌円山球場を主会場として恵庭公園野球場でも6試合が実施されます。
現況
平成8年に58チームの登録チーム数がありましたが、その年をピークに企業チーム数の減少や自衛隊の改変等に伴う縮小、スポーツの多様化による影響で、平成16年には40チームを割り、現在は更に少ない26チームの登録となっています。
千歳民報社主催の朝野球大会が今年で47回を数えて、朝野球大会の中でも歴史を数えている大会となっています。野球人口減少の影響は審判員にも表れており現在はピーク時の半数以下の16人で各種大 会を賄っています。
今後に向けて
登録チーム数の減少に伴って各種大会の参加チームも減少しており、試合数を増やすために2年前からは一部の大会において敗者復活戦も実施しています。
課題としては、審判員の減少や高齢化に伴って審判員の若年層の確保、育成がありますが、 登録チーム数の促進や各種大会(朝野球大会6大会・日中の大会6大会)における参加チーム数の増加などに心がけ、野球人口の拡大を目指して連盟の発展に努めたい。